【スタッフブログ Vol.14】CHASING工場に潜入!

みなさま、こんにちは。
みなさんがこのブログを読んでいるということは、私は今アメリカにいるということですね…。
と、いう訳で4月22日~25日にロサンゼルスで開催されている世界最大のドローンの展示会「XPONENTIAL」に来ています。水中ドローンも出展しているので、機会があればその様子もまたお伝えします!

XPONENTIAL2023の様子

今回もCHASING社に訪問した際のレポートの続きを。(前回のレポートはこちら
深センのCHASING本社から2時間ほどの距離にあるカン州。そこにCHASINGの工場があります。

カン州市のCHASING工場

工場といっても生産ラインだけでなく、大型のショールームも整備されており、CHASINGの歴史や今後のビジョンなども紹介されています(詳しくは長くなるので、写真でご覧ください笑)。

広いエントランスと展示スペース。巨大な水槽も

パーツの歴史を紹介

さまざまな製品の体験ができます

で、今回紹介したかったのが、工場の生産管理。ブログの1回目にも書いたのですが、私自身も中国の製品というイメージから、それほど生産管理が徹底されているとは正直思っていませんでした。ただ今回その工程の一部を見学させてもらい、印象が変わりました。

当然なのかもしれませんが、製品のチェックだけでなく、輸送時の衝撃に対するテストや印刷した文字がアルコールで消えないかのテストなど、さまざまなテストが行われていました。
このあたりは企業秘密に当たるため、詳しく紹介できないのですが、一部上げると…

塩分濃度毎の腐食テスト、深度と明るさを変えた映像テスト、落下テスト、基盤の遠心力テスト、運送テスト、プラスチック劣化テスト、温度テスト(マイナス数十度から高温まで)、電波の遮断テスト、コネクタの抜き差しテスト、ボタンの耐久テスト、印刷テスト、濁水中テスト、耐圧テスト(数百メートル)などなど…

とにかく思いつくあらゆるテストが行われていました。案内いただいた工場長も自信をもった様子でひとつひとつ丁寧に紹介していただきました。(ちなみに特許は100以上取得しているとのこと)

工場長

またこのあと組み立てラインを見学しましたが(写真完全NG)、さまざまな場所に品質や安全性を高めるための標語が貼られており、管理を徹底している様子が見られました。

もちろん直接日本のお客様と接する我々としては、改善してほしい部分はあるのですが、少なくともそういった意見を無視するのではなく、できる限り反映したいという意思は感じます。

このあたりの考え方について、販売から生産までを取り仕切る責任者の周さん(COO)に話を聞きましたので、次回お伝えしたいと思います。

周COO

では、また再見!

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