こんにちは。ドローン事業部の大谷です。
相変わらず、朝起きると大谷選手がHRを打っていて元気が出ますね!
お前と関係ないだろ!と言われますが、断言します。
ある!!
元気が出るんだから、大ありです。
あと、バスケも大好きなので、日本代表が活躍するとめちゃくちゃ元気が出ます!
暑い日が続いていますが、スポーツに元気をもらっている今日このごろです。
さて、前回まではCHASING社を訪問した件について書きましたが、今回はちょっとCHASINGの機体の歴史を振り返ってみようかなと思います。題して『時代を彩ったCHASING水中ドローンの数々』。まだそれほど歴史は深くはないんですけど(笑)。意外とまとめているところがなかったので。
では、時系列でどうぞ。
2016年:創業
CHASING Innovationは2016年に深センで創業されました。以前の記事で紹介した張CEOや周COOら数名が集まって創業し、現在は300名を超える規模に成長しています。ちなみに創業者にはHuaweiやBYD、Foxconnなどの一流企業出身が多く、高い技術力を誇ります。
2017年:Gladius Advanced Pro
記念すべきCHASINGの最初のモデルは2017年に発売された「Gladius Advanced Pro」。全体的に丸みを帯びたデザインで平べったくイエローサブマリンっぽい雰囲気です。初めての機体にしてはすでに100メートルまで潜ることが可能というから驚き!
2018年: GLADIUS MINI
Gladius Advanced Proの後継機として、登場したMINI。機体が軽く、コンパクトになったことで、持ち運びも便利に。また水平に潜航できるようになり(Advanced Proは機首を真下に向けて潜航)、操作性が格段によくなりました。このMINIから水中ドローンが身近な存在になりましたね。2019年: CHASING DORY
翌年登場したDORYは、前2機種とはコンセプトも異なり、世界最小の手のひらサイズの水中ドローンとして登場。用途は釣りやダイビングなど、趣味がメイン。DORYは水に浮かべたWi-Fiブイとテザーケーブルでつながっており、スマホからブイを経由してDORYを操作する謎仕様。でもかわいい。
2020年: CHASING M2
そしていよいよ現在のM2シリーズの元となるCHASING M2が誕生!スラスターの数が8基となり、これまで不可能だった横移動が可能に。360度どの方向にも動けるようになったことで、さまざまな業務に使われるようになった。これより水中ドローンはM2以前とM2以降の世界に分けられることに(ウソです)
2021年: CHASING M2 PRO
M2がさらにパワフルに。最大深度も150メートルまで潜れるようになり、産業用としての地位が確立された機体。またPROから複数のオプションの取付けが可能になり、用途も大幅に広がった。とくに日本で人気で、個人的にもお気に入りの機体。
2021年:GLADIUS MINI S
GLADIUS MINIが3年ぶりにバージョンアップ。アームの取付けが可能になり、SDカードの抜き取りも可能に(それまではWifiで転送するしかなかった)。また、ケーブルの取付け位置もお尻に着いたことで、より自由に動き回れるようになりました。2022年:CHASING M2 PRO MAX
現時点(2024年7月)で最上位機種となるM2シリーズの最高峰。特徴的な目玉のように飛び出たライトだが、もちろん意味はあり、より浮遊物などの反射を減らすため。パワー盛り盛りで、オプションも盛り盛り付けられる、盛りだくさん水中ドローン。
2023年:CHASING M2S
CHASING M2の色違い(ウソです)。CHASING M2からスラスターや内部機能が向上した改良モデル。流れが少なく、深度が深くない水域ならこれで十分かと。
2024年末(予定):CHASING X
「未完の大器」「秘められた巨大ポテンシャル」「眠れる獅子」「胎動する革新」…。あらゆる表現が(まだ出てないから)許されるまったく新しい水中ドローン、CHASING X。期待値は非常に高く、手元に来るのがめちゃくちゃ楽しみな最新機!
こうしてまとめてみると、CHASINGは会社設立以来、毎年のように新しい機種をリリースしていますね。
私自身、CHASINGの水中ドローンの進化の歴史をあらためて振り返ってみて、発見と勉強になることが多くありました。
水中ドローンの業界は、空のドローンから5、6年遅れている印象で、今後ますます進化することは間違いありません。
ぜひ、みなさんも今後の進化を楽しみにしてください!では!