「マグロ」・「真鯛」養殖場での実証レポート(CHASING M2 PRO)

愛媛県宇和島市の水産養殖事業社様の全面的なご協力のもと、CHASING M2 PRO/CHASING M2を用いた実証を行ってまいりました!

今回の実証撮影の目的は、

CHASING M2 PROを用いた養殖場でのへい死魚の回収
養殖場の漁網の点検
の実証をCHASING M2 PROのカスタムの可能性も交えて実施することでした。

養殖場は2か所、マグロと真鯛の養殖場で実施しました。

実際に、今回ご協力をいただいた養殖事業社様は2019年からGLADIUS MINIを導入いただいており、簡単な点検での活用で潜水作業の負荷軽減につながっているそうです。

今回はさらに作業的な用途ととして、「へい死魚の回収」で水中ドローンを用いた実証を行いました。

挑む養殖場は「マグロ」と「真鯛」です。
「マグロ」の養殖場ではへい死魚はおらず、回収実証することはできませんでしたが、CHASING M2 PROで撮影したマグロ養殖場の内部の映像は圧巻でした。


代わりに道具などを落下させてしまったと想定しスコップを生簀の中に沈めて回収を行いました。(現場では水中に道具を落としてしまうこともありますよね?)
その様子の動画はこちら

CHASING M2 PROに自社で取り付けた、たも網ですくうように回収することができました。

CHASING M2 PRO+たも網(自社アレンジ)


続いては、「真鯛」の養殖場へ場所を移します。


真鯛の養殖場ではへい死魚が確認されましたので、こちらの回収をおこないました。その模様の動画はこちらです

CHASING M2 PRO+網を用いて、回収することができました!

ご協力いただいた養殖事業社様からは、今回の実証を実施し、

  • リアルタイム映像が確認でき、アイディア次第で用途の可能性が広がるCHASING M2 PROを実際にご覧いただけた養殖業者の皆様も、
  • 網の形状を工夫すれば十分に活用できる
  • 人間が潜水してみないとへい死魚の確認や網の状況を確認できないので水中ドローンを使い先行して状況を確認できるだけでも負荷が軽減できる。
  • 台風などの荒天後に養殖場のアンカーが切れてしまい回収するための確認作業を水中ドローンで行いたい。

などのお声をいただけました!

養殖場など漁業関係者の方々から多くお問い合わせもいただいておりますので、我々としてもそんなお声にこたえる素材を得ることができた実証となったと思っております。

養殖場生簀、定置網などの撮影・点検についてもお気軽にお問い合わせください!お問い合わせはこちらから!

■今回の実証で使用した機体■
CHASING M2 PRO
CHASING M2

実証後記
愛媛県宇和島は非常に自然豊かで素晴らしい景色に恵まれた素敵なロケーションでした!

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