【スタッフブログVol.9】CHASING本社(深セン)へ

前回から1か月以上経ってしまったので、忘れてしまった方も多いと思いますが、ドローン事業部のマネージャーの大谷がCHASINGに訪問したときの様子を紹介しています。(忘れていても全然問題ないんですが…)

で、前回はCHASINGって意外に(?)しっかりしている会社で驚いたという話をしたんですが、今回からはじゃあ実際にどうだったのか、という話です。

あらためて訪問の目的ですが、CHASING社から「実際に会社の取り組みや生産ラインを見てもらい、今後の展開について意見交換をしたい」というのがメインでした。

そこでまず訪れたのが、CHASINGが本社を構える深センです。ご存知の方も多いと思いますが、深センは中国のシリコンバレーとも呼ばれる一大産業都市であり、WeChatなどを手掛けるテンセントや世界的なスマホ企業のファーウェイ、ドローンのDJIなど、名立たる世界的企業が深センから生まれています。

DJI本社

ちなみに人口増加は40年で40倍(!)地価も高騰し、若い人たちはワンルームに二段ベットを2つ並べて4人で住んでいて、それでも家賃は一人10万円を超えるらしいです…。(ただ、言われているように不動産不況でかなり下がってきているようですが…)

ホテルの前のビル。実際にこんなSFっぽいビルが至る所に建ってます

CHASING本社は深センのなかでも一等地のオフィスビルに2フロアに分かれて入居していました。入口には展示用のプールと日本語で歓迎のメッセージが書かれたモニターが。ちなみにこのあとも至るところで、歓迎の意を示してくれるため、こちらが恐縮するほどでした。

本社には約50~60人ほどの方が働いており、別フロアにはポータブルバッテリーを製造する子会社も入っています。訪れたときは18時を回っていたのですが、結構残業しています。日本と同じですね。

デスクにはクレヨンしんちゃんや名探偵コナンのぬいぐるみも

ここでは、会社の実務を取り仕切る周さんが案内してくれました。国からの表彰が至る所に飾られており、政府とのつながりの強さを感じます。

下の周さん(写真右)が手に持っている表彰に書かれた“小巨人”という文字は、中国政府から特に優れた中小企業に与えられる称号で、政府からさまざまな優遇が受けられるそうです。それはこの翌日の工場見学でも強く感じました。

意味はそのまま「小さな巨人」という意味らしい

一通り、本社の紹介が終わったあとは、歓待の宴へ。お見せできるようなものではないので割愛します、笑(いたって普通の飲み会ですので誤解なく…)

そして、翌日はCHASINGの工場があるカン州市に移動します。移動には中国の新幹線を使うのですが、ほぼ飛行機のようなセキュリティチェックがあります。また、待合フロアも広大で、どこを見ても人・人・人。マッサージチェアもご覧の通りです。

そんなこんなで2時間ほどかけて移動し、そのまま工場へ。

工場では生産工程をひとつひとつ見てきたので、次回はその話を。ちなみにここまで書いて気付いたのですが、このまま書くと年内に終わらないので、次回は一気に書き飛ばしていきたいと思います!覚えていたらぜひ!再見!

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