【スタッフブログVol.8】現場の必需品!マルチビームソナーを値上げ前にご紹介!!

皆さんこんにちは。株式会社スペースワン ドローン事業部 ”どこにでもいる”で御馴染みのOTY(オーテヤマ)です。
私自身、水中ドローンの点検現場をはじめ普及活動や体験会の企画や運営も行っていますため、パートナー企業様やユーザーの方々に「いると思いました」といつもおっしゃっていただけます。
裏をかえせばどこにでも出張るおじさんといってもいいでしょう。


そんな出張るOTYがご紹介したいのはズバリ
『マルチビームイメージングソナー』blueprintsubsea Oculas M-Series!!

blueprintsubsea oculus M-Series

『マルチビームイメージングソナー』がいかに現場では必須なのか私が対応した現場の画像を交えてご紹介します。
例えば、とある公園にある漕艇場の点検撮影

空も開けた気持ちの良い水場ですが・・・

水面ギリギリでも既に濁りが分かる

良く、お客様に、「どれくらいまでの濁りなら見えるの?」と聞かれますが
結論としては【機体のカメラは濁ったまま見えます】とお答えします。
じゃぁ、どんな世界なのかといいますと・・・。

水深0.2m 潜航時の水泡は確認できますが。。。

水深2.5m。。。。透視度は20cm程度。何も見えません。。


まさにそんな水域では必需品『マルチビームイメージングソナー』
CHASING M2 PRO MAX(※)に搭載できるのが、【blueprintsubsea Oculus M-Series】(弊社はM750dを使用)
マルチビームイメージングソナーは、扇状に音波を発してその跳ね返りを可視化する2Dのイメージングソナーです。
なので、透視度に左右されることなく、濁水中の対象物や障害物を確認したり、レンジを広げれば広範囲で周辺の障害物や構造をリアルタイムで確認することができるので
濁りが強い・どこに対象物があるか明確にならない時には必須なのです。※CHASING M2 PROもマルチインターフェイスドッキングステーション併用で使用可能

では、この漕艇場では「どうやら、昔の大会で使用した残留物がある”らしい”」という事で
依頼元の方も何がどこにあるかわからない状態で調査を行いました。
先の画像でもご覧いただいたようにただ水中ドローンを潜航させてやたらめったら動かしていってはいつまでたっても構造物は発見できません。
そこでマルチビームイメージングソナー!大活躍です。

何か四角の点を確認

近くによると高さのある(音波の反射がない裏側が影のように映る)ものだとわかる

角度をつけてみてみると1m強の棒状のモノであることが判明

この映像を元に近づけば。。。
水中構造物に無事にたどり着けるのです!

近づけさえすればこっちのもん。
無事に大きさや状況を確認しおおよその位置もお客様へお示しすることができました。

この他にも、海水深深い構造物を確認するためにイメージングソナーは大変助かります。

こちらはとあるアンカーブロック調査で撮影した対象物 透視度があっても、潮の流れがあり暗い海中では一瞬目を離したすきに迷子になることはよくあります。 そんな時、レンジを広げて対象物を探しすことで成果を上げて、リスクも圧倒的に減ります


CHASING M2 PRO MAXで使用できる『マルチビームイメージングソナー』はoculus M-seriesです。
品番によって、ビーム数・分解能・周波数が異なりますので見え方も変わってきます。
用途や対応場所によって品番を選ぶ必要はありますが私たちが使用しているM750dは周波数帯を2つ使い分けができる(750kHz/1.2MHz)ので
エリアや環境によってパラメータを調整できますのでお勧めです。

スペックの詳細は下記よりご確認ください。
https://www.blueprintsubsea.com/oculus/oculus-m-series

しかしここで皆様には知っておいていただきたいお知らせがあります。
①blueprintsubsea oculus M-Seriesは円安などの影響により4月1日から価格が上がってしまいます。
もともと音響計測機器はこうした水中ドローンに比べてとても高額なので、値上がり幅もそれなりに上がってしまいます。
②イギリスで完全受注生産の為納期にお時間がかかります。
そのため、こちらをご覧の皆様で導入を悩まれていた方
ある意味今がチャンスです!2024年3月末までのご注文ならば現行価格で対応できます!
また3月中にこれらをご紹介するオンラインセミナーをする予定です!

我々が現場で必須なマルチビームイメージングソナーのご紹介でした。
滑り込みご注文・御見積ご希望の方はコチラよりご連絡お待ちしております!

chasing.jp 運営会社 株式会社スペースワン 水中ドローン事業部
TEL:03-5812-4694
uwd@spacexone.com

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