【スタッフブログVol.81】悩めるあなたへ。水中ドローンってどう選べばいいの?

皆様こんにちは!株式会社スペースワン ドローン事業部「休みの日はソファーから動けない」でおなじみのOTYです。

今年も酷暑。現場に出ると日焼けをしてどんどん黒くなっていきます。
暑くても現場は待ってくれない。どんどん水中ドローンを導入したいという相談は増えています。
本日はそんな中でも、お声を聞くと気になるのが「何を選べばいいですか?」という相談。
「水中ドローンは何に使えるのですか?どこに使えるのですか?」という お声よりも一歩踏み込んだお話でのご相談なのですが、そのほとんどの方が水中ドローンを入れよう!と次のステップに進んだ方です。
是非是非、我々に相談をいただければ最適なご提案をさせて頂きますが、こちらを読んでいただいている方にぜひお伝えしたい記事になります。
※あくまで営業観点からの目安提案です。迷われいたらこちらを参考にした上でスペースワンに相談してください!
「まずは安いエントリーから…」――よくある出発点ですが、現場に入ると 暗い/濁って見えない/流れに負ける で成果が伸びない…という声もぶっちゃけ少なくありません。今日は、現場の実感に沿って “最小で始めて、着実に伸ばす” 選び方をコンパクトにまとめます。

1.環境についてまずはセルフ診断(3分でOK)

下の6項目を確認するだけで、必要装備の方向性が見えてきます。
・水深: 100m未満/100m〜200m/~300m
・流れ: 弱/中/強

・透視度: クリア(>5m)/やや濁水(2–5m)/濁水(<2m)
・明るさ: 日中屋外/夜間・暗所・深水域
・対象: 十分に広い(>2m)/限定的(1–2m)/狭小(≲70cm)
・成果物: 静止画/動画/報告用情報(位置情報)/濁水中のソナー画像

結論: まずは “見る/撮る” の安定化 が最優先。
それが固まれば、ソナー等の拡張は“後から”足しても無駄が出ません。※その場合は、対応機種を用意する必要があります。

2.機体の機能・性能チョイス(用途で選ぶ早見)

※以下は“相対比較”の目安です(詳細仕様は製品ページをご参照ください)。

モデル サイズ感
推進力 拡張 重量 想定主用途
CHASING M2 S 小型 4.5kg 屋内設備・貯水槽・狭所点検。エントリーに最適
CHASING M2 PRO 中型 中〜高 5.7kg 港湾・浅海域の一般点検。拡張を見据えた“基幹”構成
CHASING M2 PRO MAX 中型 8kg 流れ/波がある現場で、“確実に撮る”
CHASING X 大型 40kg 強い流速・外洋向。橋梁脚・海底ケーブル等

3.環境と機体のマッチ例(提案参考例)

  1. 屋内施設(流れなし)
    例:貯水槽、流れのない管路内点検、陸上養殖水槽
    CHASING M2 S

    CHASING M2S (耐水圧:100m)

     

  2. 浅水域(流れなし〜緩やか)
    例:養殖生簀、港湾設備、船底の一部点検
    CHASING M2 S / CHASING M2 PRO

    CHASING M2S PRO(耐水圧:150m)

     

  3. 浅水域(流れあり〈〜0.7m/s〉)
    例:埋設管/海域設備
    CHASING M2 PRO / CHASING M2 PRO MAX

    CHASING M2 PRO MAX (耐水圧:200m)

     

  4. 流れのある水域(〜1.0–1.5m/s超)
    例:橋梁点検、海底ケーブル 等
    CHASING X

    CHASING X (耐水圧:350m)

    <ご注意事項>あくまで提案目安です。環境等で当然有効な機種も変わってまいります。

4.まずはここからどうでしょう? “推し”追加オプション

  • 予備バッテリー(or C-SPSS
    CHASINGは着脱式。予備でクイック交換→機材はコンパクトなまま運用時間UP。
    C-SPSS(給電)が使える環境なら“人が先に電池切れ”になるレベルの長時間化も。

    CHASING C-SPSS(+CHASING M2 PRO MAX)

  • 12,000lm FLOODLIGHT
    M2シリーズ対応の高照度照明。カメラに干渉しにくい角度で、濁水でも“見えやすく”

    12000lmFLOODLIGHT(+CHASING M2)

  • WSRC(画面付き防水コントローラ)
    OTY何回勧めてるんでしょうか?ていうくらい勧めている画面付き防水コントローラー

    WSRC

    水際で安心。明るい内蔵画面+HDMI出力で現場同時共有に強い。通常コントーラーに比べてやはり重量はあります。
    なので「重いね」という声はありますが、座ってしまえばいいのです。ネックストラップも同梱されています。
    全く問題ありません。

5.失敗あるある → 先回りした導入でリスク回避

■「予算がないのでエントリーのみ」
→ スペック以上の環境で “見えない/止まれない” → 成果が出ず再購入…の遠回りに。
環境×操縦×稼働時間を先に整えれば、まず“状況が見える”。ここが最初の大きな一歩です。

■「立ち上げ・設定が不安」
水中ドローンに免許は不要ですが、基礎知識と安全運用は必須。
水中ドローン安全潜航操縦士 認定講習導入指導講習の受講を強くおすすめします。
“分からないまま使って壊す/宝の持ち腐れ”を防ぐ、最適提案です。

■「カタログではバッテリー稼働“最大4時間”だけど?」
実運用(ライト点灯・稼働)では バッテリー1本につき実稼働  1時間前後が目安。
予備バッテリーは、撮影対応時間を伸ばすための必須アイテム。
バッテリーがないので今日はこれ以上撮影できませんとは言えませんよね。

 

6.導入の進め方(ステップ&ロードマップ)

Step1: 対象環境を知る(流れ/透視度/明るさ/対象サイズ/成果物)
Step2: その環境で“見る/撮る”ための必要スペックを決定
Step3: まず“見る/撮る”を運用で安定化(実運用開始)
Step4: +αの情報(位置・測深・記録様式)を確認。検討
Step5: 必要に応じてソナー等をアドオンさらなる成果へ

Oculus M750d+CHASING M2 PRO MAX

まとめ ── 迷ったら、まず“あなたの現場”を教えてください

なぜこういう記事を書いたかというと、実は初回のお問い合わせで、「CHASING M2 S」の購入希望があり、用途をお伺いすると
「強い流れでも誰でも操縦できて、位置が分かって、濁りでもハッキリ…」と機体だけでは実現できない要望があることもチラホラあります。
もちろん可能な限り追加のご提案をいたします。しかし結果、「やりたいこと」「できること」のギャップが生まれてしまうこともよくある光景なのです。だからこそ、やりたいことがあり当初の予算がある場合にはまず、可能な限り最小で始めて拡張する順番が効きます。

水深/流れ/透視度/明るさ/対象/成果物をお知らせください。
スペースワン水中ドローン事業部が、全国どこからでも“寄り添う提案”で 最小構成の最適解 → 今後の拡張プランまで一緒に考えます。

これから、導入・事業化をしていきたいけど不安という方は「まずは確実に見る。確実に撮る。」ここからいきましょう。
ご相談はお気軽に!もちろん、ご経験者からの”特盛”希望も喜んでお受けします!!(笑)
なお、ここ2年間では【CHASING M2 PRO MAX】が一番売れており、かつ、追加でオプションをつけていく傾向も定着化しつつあります!

 

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