こんにちは。
スペースワン ドローン事業部の
”マッサージでは足りぬ。鍼をうて”でお馴染みOTY(オーテヤマ)です。
前回の投稿に続き、CHASING水中ドローンの活用事例紹介。
プロフィール写真とは程遠い(笑)、今一番ホットなテーマ「下水道点検」について紹介します。
■ 今回の共通キーワードは「CHASING M2 PRO MAX」
今回ご紹介する2つの事例、どちらも使用した機体は CHASING M2 PRO MAX。
さらに共通して、マルチビームソナー・外部カメラ(気相部確認用にアタッチメントを現場仕様でアレンジ)
を組み合わせた構成で点検を実施しました。
水中だけでなく、管渠内の気相部(水面より上)まで含めて確認する──下水道点検では非常に重要になっています。
■ 活用事例①:東京都内 下水道管路点検
まずは東京都内の下水道管路点検。
この現場では、上流側から約300m/下流側から約200m
合計約500m相当の管路を、流れを止めず、水位調整せずに調査しました。
管路内は、水深1m以上・カーブあり・電波は当然届かない。
こうした条件下では、有線式で安定通信ができ、水中を自在に移動できる水中ドローンが非常に有効です。
撮影の主な目的は、水上の気相部天面の劣化具合の確認。
外部カメラで天面を撮影しながら奥へ奥へ進んでいきます。

管路天面部
自体は約1時間30分 × 2回で完了。
映像とソナーデータの両方を取得でき、点検としてご納得いただける成果を得ることができました。
■ 活用事例②:新潟 下水道放流渠点検
続いて、新潟での放流渠点検。
こちらは、下水処理施設から河川へ放流される放流渠を複数箇所調査対応
天面・側面の劣化状況確認が主目的という現場。
放流渠のため、水を抜けない。うねり流れも発生。
緊急浮上できる箇所がないため潜水士による点検はリスクが高い。という条件下でした。
そこで選択されたのが、非潜水・遠隔で調査できるCHASING M2 PRO MAX。
1施設あたり半日程度で点検を実施し、これまで点検できなかった箇所の撮影確認することができました。

側面部の画像
■ 特別重点調査という追い風
こうした下水道点検の背景には、全国で進められている下水道の「特別重点調査」があります。
しかし今、人が入らない・水を止めない・それでも内部状況を把握するという要件を満たす手段として、水中ドローンの活用が選択肢として増えました。
■ 濁った管渠だからこそ必要なスペック
正直に言うと、下水道点検でおすすめする機体はCHASING M2 PRO MAX以上のスペックです。
理由はシンプルで、水は濁っている・光学カメラだけでは限界がある
距離・形状把握にはマルチビームソナーが必須
なので「とりあえず見てみる」では正直成果はとれず、
点検として“使えるデータ”を取るためには、この構成が現場では強く求められています。

■ まとめ|下水道点検でも、水中ドローンは“現実解”になってきた
下水道点検は、これからも確実に続いていくインフラ業務です。
その中で、人が入らず・水を抜かず・安全に状況を把握できる水中ドローンは、
特別な現場の特殊機材ではなく、実務で使うツールと言っても過言ではありません。

機体導入のご相談はもちろん、「この現場で使えるのか?」という業務相談ベースでも構いません。
現場を見てきた立場から、一緒に最適解を考え、提案させていただきます!
ではまた!