
早いもので2025年も半分が過ぎましたね。今年は大型水中ドローン CHASING X の販売も開始され、水中ドローンの新しい産業活用がますます広がっています!
さて、6月は過去の記事でもご紹介した通り、Japan DroneとCSPI-EXPOの2つの展示会に参加しました。私は主に水中ドローン体験会の案内をしておりましたが、色々な方と接する貴重な機会となりました。
そこで様々な方とお話しさせていただく中で、皆さんが疑問に思われているであろう質問が多数ありましたので、今回はその中からいくつかピックアップしてご紹介します!
Q1. 水中ドローンの運用には資格が必要ですか?
空中ドローンには国家資格の免許制度がありますが、水中ドローンにはありません。しかし、安全潜航操縦士というライセンスがあります。
弊社が運営しているドローンスクール東京校でも、この講習を7月に開催します!
【次回募集】水中ドローン安全潜航操縦士講習を7月16日、17日に開講! – airocean
安全に運用するためには、正しい知識と準備が不可欠です。
この講習では、業務に必要な知識と技術の両方を学ぶことができます!
Q2. 水中ドローンはどんな現場で使われているの?
展示会では、業務課題をお持ちの方には、スタッフが近い業種の事例をご紹介しました。また、これから水中ドローンの利用を検討されている方には、当社の事例を含め、様々な活用シーンをご紹介しました。
業務事例は掲載できないものも多いのですが、当社では100件以上の業務実績があります!
また、当社業務やCHASING製品に限らず、水中ドローン全般における事例を紹介している書籍も出版しております。ぜひご覧ください!
【海の産業革命】水中ドローンビジネスの教科書 – エアオーシャンオンラインストア
Q3. 水中ドローンが有線なのはなぜ?
空中ドローンのように無線化を望む声も多く聞かれました。
しかし、水中ではWi-Fiなどの電波が通らないため、映像やコントロールのための伝送に有線が必要となります。
また、船や橋の欄干からテザーケーブルで上げ下ろしができるという利便性もあります。
Q4. どのくらい潜れるの?
CHASING製品の場合、機体によって100mから350mまで潜航可能です。詳細は各機体のスペックをご参照ください!
Q5. 水流があったり、濁っている水中でも使える?
実際の環境によりますが、オプションパーツの補助を使うことで対応できることが多いです。
特に、流れに対して位置を保持するためのDVLや、濁った水中でも対象を映すマルチビームイメージングソナーなどは、現場によっては非常に大きな助けになります。
今回ご紹介したのはご質問の一部ですが、展示会では本当に様々なご質問やご相談をいただきました。ブースまでお越しいただいた皆様、本当にありがとうございました!
水中ドローンに関するご質問や、業務についてのご相談なども、お気軽にお問い合せください。
それでは、また来週!