
水中ドローン運用の成功は万全な準備から
さて、気を取り直しまして……水中ドローンの現場運用では、日程調整や段取り、現場の許可申請など様々な事前準備が必要です。今回は特に「持ち物」にフォーカスして、現場で困らないための準備ポイントをご紹介します。
現場によって必要な持ち物は変わりますが、我々が準備する際の基本的な持ち物と現場別のアイテムをまとめました。
基本的に持っていくもの
- 水中ドローン一式
- 機体
- コントローラー(事前充電を忘れずに)
- コントローラー有線ケーブル(モバイル端末に合わせたもの)
- テザーケーブル
- バッテリー(事前充電を忘れずに)
- モバイル端末(事前充電を忘れずに)
- タオル(複数枚あると安心)
- エアーダスター(水分除去に大活躍)
- 工具一式
- 持ち物チェックシート(準備時と撤収時の両方で活用)
📝 ポイント
🚤 水中ドローン一式
現場へ持って行く前に動作確認しましょう。長期間使っていない場合はスラスターが固着していないかや各機材のバッテリー残量もしっかりチェックしましょう。機材で気になることがあればお問い合わせください!
🌀 エアーダスター
エアーダスターは、タオルでは拭き取りづらい細かな箇所の水分を素早く除去できるため非常に便利です。特にバッテリー交換時のコネクター部分の水分除去などに最適です。
ただし、使用する際は以下の点に注意しましょう:
- コネクター部分に使用した後は、しっかりと乾燥状態を確認する
- 時間に余裕がある場合は、自然乾燥の方が確実で安全
🗒️ 持ち物チェックシート
持ち物チェックシートは意外と大事なアイテムです。出発前準備の確認だけでなく、撤収時の忘れ物防止にも役立ちます。特に持ち物が多い場合には必須アイテムですね。
現場ごとに必要になるもの
- タイムテーブル(作業スケジュール)
- 現場資料(図面、水域の情報など)
- 安全装備
- ヘルメット
- ライフジャケット
- 安全帯
- 安全靴
- 安全標識
- オプションパーツ(アーム、ソナー、レーザースケーラーなど)
- 防水バッグ
- 高輝度モニター、HDMIケーブル、ポータブル電源
トラブル回避のための予備機材
- 予備機体
- 予備バッテリー
- 予備コントローラー
- 予備テザーケーブル
💡 予備機材について
水中ドローンの現場では、予期せぬトラブルに備えて、予備の機材や追加のバッテリーを持参することをお勧めします。現場では簡単に調達できないことがほとんどなので、「あれば便利」ではなく「トラブルを想定」して準備すると安心です。
まとめ:万全な準備が水中ドローン運用成功の鍵
水中ドローンの現場運用では、持ち物の準備だけでなく、事前の現場調査や許可申請など様々な準備が必要です。特に初めての現場では、経験者のアドバイスを受けることで、スムーズな運用が可能になります。
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認定スクール – 一般社団法人 日本水中ドローン協会(外部サイト)
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ではまた来週!