【スタッフブログVol.36】水中ドローンで三次元化へ!!

みなさん。こんにちは。株式会社スペースワン ドローン事業部”自称旅芸人”で御馴染みのOTY(オーテヤマ)です。
昨年までは『水中ドローンで知る私たちの海(海と日本PROJECT)』で各所へお邪魔しておりましたので旅のような出張をさせていただいていたのですが、今年の夏はその分をOceanBizや、その他現場対応やイベントなどなどさせていただいておりました。

出張が少なくなったからと言って悪い事ではなくて、CHASING製品であれやこれや事業部では行っているわけですが、本日は9月25日にプレスリリースで発表した【三次元化】について軽くお知らせいたします。

端的に言うと
CHASING水中ドローンで撮影したデータを共同で実証を行っているCalTa株式会社が提供するプラットフォーム「TRANCITY」を活用して水中部の点群・3Dデータの生成が成功しましたよ。というお話。

なに?3D化って前からあったじゃない。
気中部(空中ドローンやアクションカメラ)では当たり前に3D生成している事例はありましたが、水中部は難しいのでダイバーさんが水中撮影しフォトグラメトリに起こすというケースは国内外(特に海外が事例件数は多かった)で発表されてました。

しかし水中部のフォトグラメトリはハードルが高かった。。
ハードルその1
GNSSが取れないので起点が設定しづらい
水中ドローン安全潜航操縦士認定講習でも水中部の通信について触れていますが、水中は電波をほぼ通しません
なのでGNSSによる衛星位置情報が取れないので起点が取れずうまく生成できない

ハードルその2
水中は浮遊物や濁り、流れがあり画像のオーバーラップが取りづらい

ハードルその3
画像やレーザー、音波などのデータを専用プログラムで3Dやマッピング生成するのに専門的なデータクレンジングや
知識が必要だった。

そこで、デジタルツインを活用して三次元化プラットフォーム「TRANCITY」を提供するCalTaの技術
CHASINGの国内一次販売店のスペースワンの経験と技術をつなぎ、これまでの煩雑な生成方法から
「早く・安く・確実に」三次元化を実現できる大きな可能性となった実証が成功しました。

そのサンプル映像はコチラ

撮影に使用したのはCHASING M2 PRO MAX


また、これまでは熟練技術者でも「撮影時間1」「生成時間1」の割合でかかっていた生成時間も
3D化に適した撮影方法で撮影を行えば生成時間も圧倒的に短縮する事にも成功しております。
スペースワンプレスリリースはコチラhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000045277.html

CHASING M2 PRO MAXの安定性+スペースワンスタッフの経験値+TRANCITYの機能
がマッチし実現・今後の大きな可能性をもたらしてますので、今後の更なる実証結果・水中3次元化サービスの展開にご期待ください!

■本日開催!展示会『北海道ミライづくりフォーラム2024/第3回ドローンサミット』でデモ画面展示します!
本日10月1日(火)から札幌コンベンションセンターで2日間開催される同展示会にスペースワンが出展し、デモ画面を展示します。

イベント名:第3回ドローンサミット/北海道ミライづくりフォーラム2024
https://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/dtf/drone/drone_summit.html

開催日時:令和6年10月1日(火)~2日(水)10:00-17:00(9:30開場)
開催場所:札幌コンベンションセンター(札幌市白石区東札幌6条1丁目1-1)
対象者:官公庁・自治体、教育機関、企業・団体、一般来場者(どなたでもご参加いただけます)
入場料:無料(事前の来場登録にご協力ください)
来場登録先:https://forum2024.event-lab.jp/v4/registration/visitor/form/FORUM/V01?l=japanese
ご来場の際は、登録後に発行される入場証をプリントアウトの上、受付にご提示ください。

追記:
前回、大谷MGRが紹介した新製品ソナー「Omniscan450FS」も北海道でお披露目予定。CHASING対応品としては国内初披露です!

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