こんにちは。
スペースワン ドローン事業部の大谷です。
えーっと、このブログは毎週火曜日に更新しているのですが、今日は水曜日…。
やばい!今週担当なのを忘れてたーー!!
というわけで、水中ドローンにはいろいろな形がありますよね(突然)。
魚のような流線形のものや三角形のもの、なかには丸い形状の機体など、それぞれに特長があります。
ではCHASINGの人気M2シリーズの機体の形状は、どこに特長があるんでしょうか。
M2シリーズは、前後左右360度どの方向にも自在に動ける点が評価されています。
それを可能にしているのが直方体の形状。
頂点にあたる位置にスラスターを配置することで、どの方向にも均等に力が加わるようになっているんですね。
これによって、上昇・下降や前進・後進だけでなく、真横の移動や上や下を向いたままの移動などが可能になりました。
また側面を外装で覆うのではなく、フレームだけのシンプルな構造にすることで、水の抵抗が少なく、流れの影響を受けにくい構造になっています。
そして個人的には、このフレーム構造にCHASING M2シリーズの隠されたメリットがあると感じています。
それはカスタマイズ(改造?)による拡張のしやすさです。
もちろん機体には純正のオプション製品など、さまざまな拡張機能があります。
また他社の機体でもカスタマイズは可能なのですが、M2シリーズはその形状から、独自にいろいろな機材の取り付けがしやすいと感じています。
例えば当社でも、マルチマウントベースという機体に取り付けられるアタッチメントを独自に作って販売しており、これを取付けることで網や銛、金属探知機などを装着できます。
また外部機関と協力して行った電波実験では、M2 PRO MAXに発信装置を取り付け、さらに調整用の浮力材など取付ける改造を行いました。
変わったところでは昨年水中ドローンショーをやってほしいという依頼があり、それを実現するために機体上部にフレームを付け、その上にLEDライトをつけてショーを行いました。
また他社の事例にはなりますが、ミサゴ株式会社では同社が取り扱う濁水中カメラ「i2S ORPHIE」をM2 PRO MAXの上部に取り付けるため、独自のアタッチメントを製作しています。
このように、CHASING M2シリーズは工夫次第で用途に応じたさまざまなカスタマイズが可能です。
是非みなさまもオリジナルの魔改造で水中ドローンを便利にカスタマイズしてください!(もちろん自己責任で、笑)。
【追記】最近の当社のプチ魔改造。M2Sの機体(グレー)の前のフレームだけをM2(黄色)のフレームに取り替え。これでどちらが前か水上から見えるので、地味に便利。