【スタッフブログVol.22】世界中で大活躍!!英国での活用事例をご紹介!

皆さん、こんにちは。
株式会社スペースワン ドローン事業部のハラです。

今日は関東は大雨です。。。
これから梅雨に入りどんよりした日が続きますね・・・洗濯物が・・・

今回はそんなどんより気分も吹き飛ばしてしまう、世界で大活躍しているCHASINGの活用事例をご紹介します!!

CHASING M2 Sを使った貯水タンクの検査事例
今回ご紹介するフランクリンホッジインダストリーズ社は、英国で火災スプリンクラーや飲料水タンクの製造で知られており、40年以上にわたり世界中の様々な気候条件下で使用されています。そんな同社のタンク検査にCHASING M2 Sが使用されました。

【使用した製品】
・CHASING M2 S

・CHASING WSRC
・CHASING REEL

-なぜタンクの定期検査が重要なのか?
火災スプリンクラー用タンクや飲料水用タンクの定期検査は、以下の点から非常に重要視されています。
・安全性と法令遵守: 定期検査により、タンクが安全基準を満たし、地元や州、国の規制を遵守していることを確認する。

・汚染防止: 内部検査により、堆積物の蓄積、微生物の成長、錆、腐食などの問題を早期に検出し対処する。
・構造的健全性の保持: タンク内部の亀裂や漏れ、腐食などの損傷や摩耗の初期兆候を特定する。
・水質管理: 定期的に水質をチェック。

-タンク内点検の課題
タンク内部点検における課題として、狭い場所へのアクセスの難しさや安全面でのリスクが挙げられます。また、大型タンクの検査には一時的に使用を停止する必要があり、特に病院や消防署などの重要施設にとって深刻な問題となります。さらに、検査とメンテナンスには多くの時間、人手、予算が必要であり、これらのリソース管理も大きな課題となっています。

-CHASING M2 Sを使った点検の流れ
Water Tank Inspection Case in UK – CHASING UNDERWATER DRONE 

1. 機体を接続する
CHASING M2 Sを接続し準備


 機体をテザーケーブルに接続

2. タンク検査の準備
CHASING M2 Sをタンクの入口まで持ち上げ投入準備

 ロープを使い機体をタンク上部まで持ち上げる


 タンク入り口で機体を準備

3.タンク内部の検査

 タンク底の点検


 内部の部品を点検


 タンク高所付近の点検

4.詳細な記録の収集

 オペレーターはタンクの外からカメラ映像を基に操縦

水中ドローンによる点検のメリット
CHASING M2Sを使用することで、ダイバーが危険な環境に入る必要がなく、事故や怪我のリスクを大幅に減少させることができます。また、迅速な検査によりダウンタイムを最小限に抑え、コスト面での削減にもつながります。搭載している高性能なカメラとLEDライトにより、暗いタンク内でも詳細な水中映像を撮影し、亀裂や腐食状況の確認が可能に。
さらに、一貫性のある検査が可能なことにより時間の経過とともに変化や劣化状態を確認することもできます。


いかがでしたでしょうか?
世界中の様々な現場で活用されているCHASINGの水中ドローン。
皆さまの活用事例も是非教えてください!!

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