令和元年5月15日、南相馬市にある北泉海水浴場で東日本大震災時に生じた瓦礫の有無を調査する実証試験を行いました。
今回の実証試験は、南相馬市から北泉海水浴場が震災以来約9年ぶりに海開きするということで、
水中ドローンGladius miniで瓦礫の有無の調査をしていただきたいとの依頼があり、今回の実施に至りました。
先月、Jヴィレッジで開催したGladius campの参加企業のSkyFarmチーム(株式会社グローバルリング)、新潟上越ドローンスクール(上越自動車学校)2社にも協力していただき、3社で合計10名での実施となりました。
海に出てみるとうねりが大きく、船が揺れに揺れ、ダウン者が続出…。
操縦者は、タブレットを見るために下を向いているので、余計に…。
当初の予定では、午前午後に分けて実施予定でしたが海の状況が悪かったため、午前中で切り上げました。
海水浴場から、沖に約100mほどの地点で行いました。
北泉海水浴場はサーフィンのスポットとして有名な場所ということもあり、水深は5m程の場所でしたが、海底でも水の流れが強く、
操作が難しくもありましたが、今回実施したポイントでは瓦礫と思わしき物は確認できませんでした。
海中では魚をとらえることができました。フグや大きな魚影も…。
今回、大変貴重な経験をさせていただき、南相馬市の職員の方にも大変満足いただくことが出来ました。
今後も水中ドローンで震災関係の調査等、復興にも貢献できるよう尽力していきたいと思います。
関係者の皆様、ありがとうございました!
実証実験依頼:南相馬市
協力企業:
株式会社スペースワン
SkyFarmチーム(株式会社グローバルリング)
新潟上越ドローンスクール(上越自動車学校)